
年間に1000の新作がでるといわれているボードゲーム。
いろいろな名作いゲームや評判の新作ゲームやドンドン遊んでみたいですね!!
しかしちょっと待ってください。
そのボードゲーマーの性(さが)に初心者の人をまきこんでいませんか?
「ボードゲームやってみた~い!!」
「ボードゲーム初めてやったけど楽しい~!!」
初めてボードゲームをやってみた人で、ゲーム自体が嫌いだっていう人はそんなにいません。
むしろ大半は楽しんでくれているように思います。
その人たちが今後ゲームを続けるかどうかは、ゲームとは別のところにある場合が多いのです。
ボードゲーマーは面白いゲームをいっぱい知っています。
いろいろ楽しいゲームで遊んできた経験をもっています。
そして新しくゲームをしてみたい人たちにも、それを教えてあげたくてウズウズしています。
「最初にこのゲームをやろう!!」
「次にこのゲーム!!また違ったシステムでおもしろいよ!!」
「面白かった!?じゃあ今度はこのゲーム。またひと味ちがって面白いよ!」
はい。わかりますね。
詰め込みすぎです。
ボードゲーム初心者の人は次々に違うゲームをやるのはイヤだ!とい人も多いです。
せっかく今ルールを覚えたところなのにもう別のことをするの!?
ってなってしまうのでしょうね。
違うゲームをやるには新しいルールを覚えて理解しなくてはならない。
これがネック。
よく考えてください。
ゲーマーのあなただってこれまでに遊んだゲーム、いっぺんにルールを覚えろっていわれたらどうですか?
完全に情報過多。
頭がパンクしちゃうのではないでしょうか?
ボードゲーマーには新作ゲームを次々楽しみたい人たちが多くいます。
何千円もだして買ったボードゲームを一回プレイしたら終わり。
そして次のゲームへ・・・。という人も少なくないのでは?
(もっと極端にボードゲームの封も空けず、ただ箱を積み上げていくコレクターもおられますが・・・・。)
いろいろなボードゲームをやったことがあれば、初めてのゲームのルールを聞いてもなんとなくそのゲームのやり方がわかるような時があります。
いわゆるボードゲーム感といったやつでしょうか?
過去にプレイしたことがあるゲームと照らし合わせて、なんとなくこうすればよいのでは!?と思いつくんですかね。
新作を次々遊びたい派の人たちにとって、ルールを理解して上手くプレイすること、というのも一つのゲーム的条件なのかもしれません。
みんなが初めて遊ぶ場合や、誰かが初めて遊ぶ場面も多いボードゲーム。
将棋や囲碁のように一つのゲームを極めるのとはまたちがった経験値が必要になっているのでしょう。
しかし初心者と遊ぶ時はハナシは別。
ゲームを理解するために1回、ゲームを理解してから1回。
本当にゲームを楽しもうと思ったら最低2回はプレイしなくちゃいけないとよく言われます。
初めての人と一緒に遊ぶ時は、一つのゲームをじっくり何度も遊ぶのもいいかもしれません。
ルールをしっかりと理解してから戦略、戦術を練って遊ぶゲームも楽しいものです。
たまには1つのゲームのコストパフォーマンスをあげるのもよいのではありませんか?