普段ドラマをまったく見ないのにドラマ『最高の離婚』にハマる。 

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カルテットで今更ながら坂本裕二脚本に興味がてできたワタシ。

数多くある作品から、次はどれを見ようかな・・・?と悩みましたが(うれしい悩み)、
検索してとても評価が高く、なおかつカルテットと同じコメディタッチの作品ということで『最高の離婚』を見ることにしました。

『最高の離婚』ってなんなのか知りたい
このドラマ、二組のアラサー夫婦の結婚観や家族のあり方をコメディタッチで描いたもの。

神経質な夫とおおざっぱな妻。
浮気癖のある旦那とクールで自立してる嫁。

好きあって結婚したのもいまは昔、今となってはなんで結婚したのかもわからない。

ちょっとしたことで喧嘩しては離婚してやる!と騒いでいる。

ん~?
よくあるシチュエーションのドラマなのかな?
最初はそう思いました。

しかし!
1話目を見てみると・・・、やはり評判どおりメッチャ面白かった!!!

「結婚すると女は男のダメな所を許し始め、男は女のダメな所を探し始める」

2年前に震災をきっかけに結婚した濱崎光生(瑛太)と結夏(尾野真千子)の夫婦と、光生が学生の頃につきあっていた灯里(真木よう子)と上原諒(綾野剛)の夫婦。

付き合いの草野球でギックリ腰になってしまった光生が灯里の経営しているマッサージ店に偶然入ったことから、2組の夫婦の交流がはじまります。

理屈っぽくて神経質な性格。
かなりめんどくさそうな男 光生。
自分のお菓子を食べられてしまったという理由で、喧嘩した勢いで離婚届をダウンロードして結夏に突き出します。

よく言えばおおらかなタイプ、夫の光生からすれば大雑把でがさつにしか見えない結夏。
今までは光生の神経質な嫌味も受け流してきたのだけれども、ついにその離婚届けを提出してしまいます。

ドラマが始まって1話目からいきなり離婚してしまう二人。

急に離婚したものだから、しばらくは一緒に住むことに。
離婚する前と離婚した後。

家族と他人。

これまでと同じではいられません。

外で食べたら、レジでお金払うでしょ!?
家で食べたら、「ありがとう、おいしかった」って言うのがお金なの!
言わなかったら食い逃げなの!
そんななか、光生は偶然再会した元カノ・灯里が気になっていきます。
しかし灯里は付き合っていた当時、いつも元気づけられていた大好きなジュディマリの曲を馬鹿にされたうえ、漁師の父親がサメに襲われてなくなったことを知らずに「ジョーズ」を見ながら「サメに食べられて死ぬのだけはいや」と嘲る光生を、「死ねばいいのに」と思っていました。

そしてその灯里は、実は諒が結婚届けを出さずに懐に持ったまま浮気を繰り返していることを露知らず・・・。

「幸せになるために、好きになるわけじゃないから」

結婚したのには理由があったはずなのに、その理由だった部分、好きだったところが見えなくなってくることもある。

人は変わるものだけど、本当に変わってしまったのか?

変わったふりをしているのか?

ただ気持ちをわすれてしまっているだけなのか?

『 離婚したら自由になると思ったら大間違いですよ。
結婚生活の泥沼はだいたい見える範囲ですけど、離婚生活の泥沼は底が見えません。
どこまで深いか、わかりません。』

相手が何を考えていたのかわからないまま、すれ違って別れてしまう。

本当の気持ちを伝えられないまま終わる。

家族、夫婦であるがゆえに言えないこと。

4人はあまり近しくない誰か(歯科助手の女の子、公園にいるオジイサン、蕎麦屋の店員さん)には独白するように心のうちを話します。

どんなに一人がすきでも、やはり一人だけじゃ生きていけない。

夫婦喧嘩の掛け合いやエピーソードで、いろんな名セリフが心にささります。

さすが坂本裕二脚本だな、と。

僕が「あのおしりいいなーかわいいなー」って思うのはドナルド・ダックだけです。

エンディングもオススメ。

桑田圭佑の「Yin Yang」にのって4人が踊るセクシーでユーモアなダンスは何度見ても飽きません。
真木ようこさん、尾野真千子さん、色っぽすぎ。

ということで、坂本裕二脚本の2つ目を見終わりました。

個人的にランキングをつけさせてもらうと

①最高の離婚
②カルテット

あれ?
カルテットがあんなに好きではまったのに、すでにカルテットが抜かれるという・・・。

それくらい最高の離婚は面白かった!!
見終わって光生のマシンガントークが見れなくなるのさびしいもんな・・・。

しかしまだまだ、たくさんの作品がある!
ので、どんどん見ていきたいと思います。

٩( ”ω” )و

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